ランキングについて岐阜県飲食組合からのコメント

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岐阜県飲食組合からのコメント
岐阜は外食代を最も多く使う道府県庁所在都市(東京23区以外)
和食で1位、そして喫茶でも・・・
日本でイチバン喫茶代を多く使う都市はどこでしょう?
総務省統計局の家計調査による報告結果
(2人以上の世帯、県庁所在地及び政令指定都市別ランキング )
報告書によると、岐阜市が年間 11,031円で2位 トップは名古屋市 12,168円。
そして、神戸市 8,720円、東京都区 8,548円の順に続く。
驚くことに、岐阜 と 名古屋は 全国平均 5,255円の 2倍近くも費やしている。
それにしても岐阜市が トップレベルの2位とは意外に思われる方が多く、
何故と訪ねられるので、「岐阜県喫茶組合」からのコメントを発信致します。
「昭和40年代、ちょうど美川憲一の柳ヶ瀬ブルースがはやったころ、愛知県一宮市の
織物事業者は、織り機でガチャと一織りするたびに 1万円程儲かった。
「ガチャ万」 と呼ばれる景気のいい時代でした。
その織物業者が木曽川の対岸にある岐阜市の歓楽街、柳ヶ瀬にバー や キャバレーを
開業した。 同時に喫茶店も多く出来ました。(武藤八紘 県理事長)
岐阜市と一宮市は、県名は違えど橋を渡れば目と鼻の先。
喫茶店のお客様の多くは、織物業の旦那衆や 働く従業員達で、彼らは仕事や
遊興などで徹夜をした。そして翌朝に コーヒーを愛飲
そのうち、これだけでは物足らないので、食べ物の提供を求めた。
これが岐阜市のモーニングサービスの始まりと言われています。
この織物業全盛の時代が終わり、喫茶店経営が厳しくなったころ、
お客様を繋ぎ止めるためにモーニングサービスが豪華になっていったと思います。
岐阜市内の喫茶店は昭和50年代の半ばまでは約 250軒あったが、
現在は、150〜180軒とかなり減少した。それでも喫茶店は街のいたるところにあり、
今ではお店の前まで来なくとも、車で走りながらでも、営業中かどうかが判るように
ほとんどのお店が黄色の回転灯を廻して営業中を知らせています。
この風景は、当然のように 岐阜市内あちらこちらで見られます。
喫茶店では朝食も食べ、コーヒーも飲むという感覚が広まり 現在に至っております。
自宅周辺にお店があるので普段着で通い易く 入店できる事も
人々を喫茶店に向わせる理由になっているようです。
さて、各店ごとに自慢のモーニングサービスがあるが、基本メニューは追加料金を
必要としないコーヒー1杯の値段(350円〜400円)で、サービスとして付いてくる。
例えば、トーストか、おにぎり、そこに玉子、サラダなど、それぞれ趣向を凝らしている。
中には、茶碗蒸し、ソバなどを付ける店もある。
もちろん、もう少しお金を出せば、豪華なモーニングセットとして提供する店があります。
おおよその時間は開店から11時までとしているが、数は少ないが朝から、
閉店まで、1日中モーニングサービスのお店や、
遅く起きる人に喜ばれる昼を兼ねた13時までという店もある。
今では、来店客の多くは60歳以上の男女で高齢化が進んできている。
又、経営者の高齢化や後継者不足、大手チェーンの進出などで、
街の喫茶店を取り巻く環境は必ずしも良いとはいえない。
最近の明るい話題としては、岐阜市長が市民向け広報紙のトップで
喫茶店による街おこしを呼びかけるなど、今回のランキング発表の影響は大きく、
岐阜市が名実ともに日本一の喫茶店の街になる日も遠くないと夢が広がってきている。

岐阜県飲食組合
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